靴磨き 革靴水洗いの手順解説 前編


今回は革靴の水洗いの手順をご紹介します。
ご存知の方も多いと思いますが、僕の方法やこだわりを書いてみます!

そして今回水洗いする革靴はコチラです!
確かかなり昔にバーニーズで購入したイタリア製のストレートチップだったと思います。
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つま先部分はコチラです。かなり銀浮きしてますし、トゥ部分もソールも酷いことに…
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この靴は靴磨きとかを全く知らなかった時代のものなので、雨の日も雪の日も毎日履いてって感じでした。
今思うとありえないですし、可哀想な履き方をしてしまったと後悔しています。。。

では、早速水洗いに入ります。
まず、革靴をいきなり水にジャボンってするのではなく、このように水を含ませたスポンジで全体を濡らしていきます。
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これは、水の浸透をまんべんなくさせる為に行います。中途半端だと銀浮きや塩ふきの原因になりますので、ご注意ください!

次に、サドルソープで洗っていきます。
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こんな感じに泡で洗う感覚ですね。洗顔の時みたいにたくさん泡立てて、優しく洗ってあげましょう。
酷い汚れのときは、使い古した歯ブラシなどでシャカシャカしても良いです。

次に、軽くすすいで銀浮き(水膨れ)のケアにうつります。
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これはアビィレザースティックの代用品として使っている「かっさ」です。詳しくはアビィレザースティックの代用品という過去記事をご覧ください!
これのエッジの部分でトゥの先端に向かって水を押し出すイメージでグリグリやります。
ヘラとかでも代用可能ですが、尖っていると傷になるのでご注意ください。

そして、もう一度すすいでタオルで表面や靴の中の水分をとります。
最後に、新聞紙をぎゅうぎゅうに詰め込みます。
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シューツリーを入れるよりも新聞紙をおススメします!
吸湿性が高いのと、整形が可能だからです。
ツリーは木製なので濡れている状態では吸湿しきれませんし、その後ツリーを乾燥させる手間もかかります。でも、新聞紙は水分を吸ってくれますし、途中で交換するのも簡単です。
さらに、濡れた革は乾くときに形が固まっていきます。ですから、ツリーを入れるとサイドや踵などにアタリが出たりします。
新聞紙なら詰め込んだ後に、ぐいっと形を整える事が簡単にできます。
よって、安上がりな新聞紙がおススメです…笑

さて、この状態で2〜3日陰干しして乾燥させます。
この続きは 革靴水洗いの手順解説の後編でお届けします…笑

長文になりましたが、最後まで読んでくださりありがとうございます♪
では!

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