磨いてみた ボッテガベネタ bottega veneta 財布のお手入れ


本日はボッテガヴェネタの牛革の財布をお手入れしていきます。
レザーケアも靴磨きとほぼ同様の手順になりますよー。

では、まずはお手入れ前の状態です。

IMG_1868

恥ずかしながら感想してるし、細かい毛穴や溝にも汚れや古いクリームが入り込んでいます。

こうなるとやたらと白っぽい艶が出ます。これは、革の経年変化だと勘違いされがちです。
しかし、実は革の表面の凸凹や毛穴などに汚れや皮脂で詰まると光りますす。
そしてこの状態で放置していると劣化が早まってしまいます。
はい、これは僕の私物です。気をつけます。。。(反省)

磨き後はコチラ!

磨き後です!

IMG_9023

ご覧ください!全体が黒くなったように見えますね!!これは汚れが落ちてしっかりと栄養が補給出来た証です。

では、お手入れの方法(ケア方法)を3stepで紹介します。

①表面のホコリやゴミをブラシで除去する
②古いクリームや皮脂などの汚れを落とす
③新しいクリームで革に水分と栄養を与える

早速、ケアしていきます!
①表面のホコリやゴミをブラシで除去する

IMG_9002

イントレチャートは隙間にもゴミやホコリが入るので、普段より多めにブラッシングします。
コツは網の目に沿ってブラッシングすることです。

②古いクリームや皮脂などの汚れを落とす

IMG_9016 IMG_9018

こんな感じで汚れを落としていきます。
布の巻き方はコチラの記事を参照

こういう部分も忘れずに!
よく動く部分や小銭入れは、小銭が擦れたりたくさん動かすことでダメージが大きいです。

IMG_9003 IMG_9004

こんなに汚れています。。。(私物…

IMG_9026

③新しいクリームで革に水分と栄養を与える

IMG_1869

本日は、コロニル 1909シュプリームクリーム デラックスを使用しました。
日常的なケアならば汚れ落としも栄養補給もコチラで大丈夫です。
外側のイントレチャート部分を磨く際は、クリームをどこかで馴染ませてから磨いてください。
網の目にクリームが入り込んで面倒なことになります!w

最後にクリームの付いてない布で余分なクリームを除去するように磨き上げていきます。

ジャーン!綺麗になりました!

IMG_9023 IMG_9025

 

このクリームにはフッ素化合物が含まれていて表面を保護してくれますので、デイリーケアにはもってこいかと思います。
靴磨き以外にも使えますので、是非お試しあれ!

靴磨き・レザーケアのオーダー →→ http://shoeshinestudio.com/order

磨いてみた ボッテガベネタ bottega veneta 財布のお手入れ」への2件のフィードバック

  1. 伊藤直樹

    コロニル 1909 プレミアム シュプリームクリームデラックスは、何色をご使用でしょうか?拝見したところ、無色をご使用のようですが・・・。

    1. shoeshinestudio

      コメントありがとうございます。

      伊藤様の仰るとおり、無色のクリームを使用しています。
      基本的に靴以外のケアは無色を用います。
      理由は、補色クリームを用いると衣類への色移りを起こす事があるからです。
      ケア後にしっかりと乾拭きをしても稀に色移りします。

      また、ビフォアよりもアフターの方が色が黒く見えるのには理由があります。
      日常的に使用しているとレザーの表面の凹凸に汚れや皮脂が詰まっていきます。
      そして、汚れや皮脂が凹凸を埋めてしまい、レザーの表面が白っぽく光り出してしまいます。レザーの経年変化である艶と勘違いされがち(人それぞれなので悪い事ではない)ですが、これは革の状態や長年愛用したいのであれば良い状態ではないです。
      今回は磨いたボッテガの財布はその状態でした。

      そこで、無色クリームで表面の汚れを落としながら、栄養を補給しました。
      そうする事により、白っぽく光っていた原因が除去され、色が濃くなったように見えたということです。

      なので、補色したのではなく、使用により白くなっていた状態をケアすることで元の色(状態)に戻すことが出来たということです。

      補色の効果があるように勘違いしやすい文章でした、申し訳ございません。

      今後とも宜しくお願いします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>